日本ワクチン学会の今シーズンのインフルエンザワクチン接種についての見解。

今週日本ワクチン学会より今シーズン（2021－22）の季節性インフルエンザワクチンの接種に関する見解が出されました。

学会では昨シーズン（2020－21）はインフルエンザの感染者も少なく、今シーズンはインフルエンザに感染する人が増えることを危惧しています。

またインフルエンザの有効性について、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している方では34～55％の発病を阻止し、82％の死亡を阻止する効果があったと述べています。

さらに6歳未満の小児を対象とした2015－16シーズンの研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60％と報告がありました。

なので日本ワクチン学会では、インフルエンザの罹患率や死亡率を低下させるために、生後6か月以上のすべての人に今シーズンのインフルエンザワクチン接種を強く推奨しています。

当院では今年も10月よりインフルエンザワクチン接種を開始する予定です。8月頃にはきちんと報告できると思います。

新型コロナウイルスワクチン接種と他のワクチン接種には、2週間以上時間を置かなければなりません。コロナワクチンはなるべく早めに接種なさることをお勧めいたします。

完全には元の生活に戻れはしないですが、ポストコロナと言える日が一日でも早く訪れますように。

かくふ亭さんの深山そば。美味しくて今日もいただきました。6月限定です。食べ逃すと来年6月まで待たなければなりませんよ。

なにげにこのそば茶碗の群青色も素敵です。