イネ科花粉症増えています。

今日もさわやかな良い天気。これから週末にかけて暑くなるそうですね。イネ科花粉症も多い季節です。外で過ごす機会や時間が長くなる時期でもあるので花粉症対策を十分にして下さい。

花粉収まった今、始め時 舌下免疫療法：初めての方は6月1日から

花粉収まった今、始め時　舌下免疫療法

　今や国民病といわれる花粉症。この春も目のかゆみや鼻水などに苦しんだ人は多いだろう。近年、注目されるのが、スギ花粉の成分に体を慣らす「舌下（ぜっか）免疫療法」だ。花粉の飛散が収まったこの時季が治療開始のチャンス。2年前にこの治療を始めた記者が体験を踏まえ、新薬が登場するなど変わる現場を紹介する。
　初めてスギ花粉症の症状に襲われたのは、30歳を過ぎた十数年前の春だ。起床時は目やにでまぶたが動かず、常に鼻はズルズル。目薬とティッシュの箱が手放せなかった。
　発症から3年目、免疫療法によるアレルギー疾患治療に詳しい笹本明義さん（62）が院長を務める成城ささもと小児科・アレルギー科（東京）を受診。以降、飲み薬や点鼻・点眼薬の対症療法でしのいできたが、前年の暮れから苦しいことも。気象庁の「飛散開始日」は1平方センチ当たり一個以上のスギ花粉を2日連続して観測した場合の最初の日。しかし「花粉はそれ以前も飛んでいる」と笹本さんは言う。
●原因物質を摂取
　記者のアレルゲン（原因物質）は、ほぼスギ。一昨年、笹本さんに勧められたのが、アレルゲンを定期的に摂取し、体を慣らしていく舌下免疫療法だ。2014年に保険適用になった薬「シダトレン」を試した。服用は1日1回。スギ花粉のエキスを原料とする液状の薬を舌の裏側に2分間とどめ、口の粘膜から成分を吸収させた後にのみ込む。
　初日は低濃度のものを院内で飲み、30分間、かゆみや発疹などが出ないかどうかを確認。その後2週間をかけて濃度を上げ、数日おきの診察で経過を見る。この間は煩雑だが、医師が大丈夫と判断すれば15日目以降は自分で管理・服用ができる。通院は月1度で、治療費と薬代を合わせて月3,000~4,000円程度だ。
　治療開始後、初めて迎えた昨春は、たまにくしゃみが続く程度で「本当に花粉飛んでる？」と疑うほど快適。今季も、マスクのお世話になることはなかった。
●処方、全ての人に
　ただシダトレンは冷蔵保存が必要。持ち運びが大変だった。そこで、昨年発売されたのが、常温で保存ができる錠剤のシダキュアだ。全ての年齢の人に処方が可能で、12歳以上のシダトレンより広がった。実際は、落ち着いて口の中で薬をとどめておくことができる4,5歳ほどから処方する医師が多いという。薬を舌下にとどめる時間も1分に短縮。両方の薬を開発、販売する鳥居薬品（東京）によると、シダトレン、シダキュアを服用する患者は国内に約16万人という。
　厚生労働省研究班の医師らは、舌下免疫療法を受けている男女356人を対象にアンケートを実施。昨年発表された結果によると、開始後初めてのシーズンを終えた109人では「症状がなかった」「前年より軽かった」と答えた人は合わせて9割にも及んだ。
　ただ、効果の程度や効き始める時期には個人差がある。同薬品の担当者も「3~5年は根気よく治療を続けて」と話す。ポイントは花粉が飛ばないゴールデンウイーク明けから11月いっぱいまでに始めること。服用を忘れないよう、日誌などを付けることも大事だ。万が一、強い副作用が出たらすぐに受診したい。
　この治療を受けられる医療機関は、まだ少ない。治療が可能かどうかの判断、副作用への対処などアレルギーの専門知識や経験が必要なためだ。同薬品では専用ＨＰ（「トリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ」で検索）で受診可能な全国の医療機関を紹介している。
　（北村麻紀）

　＜スギ花粉症＞　春先に飛散するスギ花粉が原因で起こるアレルギー疾患。主な症状はくしゃみ、鼻水、目の充血やかゆみ。厚生労働省によると、約3,000万人と推定される国内の花粉症患者のうち、スギ花粉を原因とする患者は約9割。残りはブタクサ、ヒノキなど。睡眠障害や思考力の低下、外出に支障が出るなどの影響による経済損失も指摘されている。

以上2019年5月21日発売の東京新聞/中日新聞朝刊記事より。当院のやり方とは一部異なるところもありますが、舌下免疫療法はかなり良い治療だと思います。6月1日から初めての方でも始めることができます。是非ご検討ください。

おかげ茶やさんのいちご氷

今日は暑かったですね。こんな日はやっぱりかき氷でしょう！

昨日紹介した『おかげ茶や』さんのいちご氷水です。中にイチゴとチョコチップ、練乳、ピスタチオプリンが入っていてとっても美味しくてボリュームも満点でした。満足満足。

ブランデュー弘前FC アウェイでいわきFCとドロー！

久しぶりにブランデュー弘前FCネタです。昨シーズンは東北リーグ1部で敗けなしで優勝し、惜しくも全国大会で敗れてJFL昇格を逃したブランデュー弘前FCは今年も好調です。今日は天皇杯でJ1チームを破ったことで一躍有名になった強豪いわきFCとの対戦でした。

いわきFCはあのアンダーアーマーが全面協力し豊富な資金で素晴らしい設備と選手を集め、破竹の勢いで毎年カテゴリーを上げてきているチームです。東北リーグ1部では初めての対戦です。

今日はアウェイでの対戦でしたが0－0の引き分けでした。強豪相手にアウェイで良く引き分けたと思います。勝利は弘前でのホーム戦に楽しみにとっておきましょう。みんな頑張ったね！

大町の遊歩道の『おかげ茶や』さん

弘前駅前公園から上土手町に続く遊歩道、大町のガーデンヒルズ１階にできたカフェ『おかげ茶や』さん。主にサツマイモのスイーツがいただけます。先日はおさつケーキを、今日はソフトクリームとマフィンを頂きました。どれもとっても美味しいです！

パンケーキやかき氷、パフェのイートインもあり、遊歩道のテラス席でゆっくりとおしゃれにいただくこともできます。散歩がてらに寄ってみてはいかがでしょうか？

6月2日の休日在宅診療当番は当院ではございません。

最新の広報ひろさきにて６月２日の休日在宅診療当番が当院になっていますが誤報です。広報の間違いなので詳しくは弘前市役所にお問い合わせください。

イネ科花粉症増えています！

弘前のスギ花粉飛散はほぼ終わりました。しかしカモガヤなどのイネ科花粉がだいぶ飛んでいます。子供たちの運動会シーズンにもなってきて子供も大人も外で過ごす機会が増える時期です。イネ科花粉症に十分ご注意を。

弘前公園を散歩していると毎回新たな発見があります。今日は藤棚を見つけました。目立たないところに少ししかないですが、まだ綺麗に咲いていました。皆さんも探してみてくださいね。